揺曳する境界

生きてるうちに私が感じた事物をデータ化した何か。

自分でも変だと思う

図書館に閉館ギリギリに滑り込んだら、いつも間隔開けずに隣、知らない者同士ぎゅうぎゅうな自転車達が、間隔開けてぽつぽつと勉強や本に夢中な持ち主達を待っていた。従順だなって思ってしまって、変だけど、そのカゴごとぽつんと首を擡げてる自転車を見て、待たなくても良いんだよって言いそうになった。でも鍵は主人が持ってるから、何処へも行けないようにされてた。入り口付近に椅子とテーブルがあって、高校生の男子と女子が、適度な距離ででもけっこう近くで話しながら勉強してた。エアコン効いてるんだから中で勉強すりゃいいのにって思ったけど、館内は19時までの時間制限があるし中じゃ静かにしないといけないし話せないから暑いの我慢して外で勉強してんのかなって思った。自転車とカップルのその距離と光景が焼き付いて離れなくてなんか不思議な時間を体験した気がした。なんともいえないけど。