揺曳する境界

生きてるうちに私が感じた事物をデータ化した何か。

脆いなー。

事故に巻き込まれました。昨日だけど。

作品の搬入の為にバスに乗って暫くしてから、悲鳴と衝撃が同時に起こった。ちょっと遅れて、事故ったという感覚が伝わった。何故か咄嗟には分からなかった。17:04の美大前発卸町経由秋田駅行きで、登町上町に向かってた時に発生した。自転車と中央交通のバスとの事故。

外は真っ暗で何も見えなかったから、バスから出てみたらおばさんが倒れていた。コンクリートには血が流れていて、バスは少し前方がへこんでた。衝突した際の鈍い音と急ブレーキの感覚が今も鮮明に残っている。もちろん私のせいでは無いのだけれど事故を起こしたバスに乗っていると自分も加害者になったような罪悪も謎に芽生えた。

人は日常から放り出された際に途端に最も脆さが露呈すると思った。非日常は慣れることも出来ないし突然起こりうる事だから仕方ないとしても、ショックや不安や心配ごとや戸惑いに囚われて、救助を待っているのは引かれた人のみでは無いんだね。

お怪我をされた方が一刻も早く回復される事を願っています。