揺曳する境界

生きてるうちに私が感じた事物をデータ化した何か。

天国の恋人について

時計回りの日々

優しさの数だけ歩いていく

あなたに会いたい気持ちだけで良かった

 

ひろくんは北九州小倉出身の根っからのワル

でも定時制高校で頑張って勉強して

バーで貯めたお金で東京に上京した

美大に行けなかったけど

誰の手も借りずに東京に出て働いていた

好きな仕事にをして イラストを描いて

私は最初 彼の作品を見るまでは まったく好きではなくて興味や関心もなかった。でも突然送られてきた広告まみれの個人サイト

埃かぶった忍者ブログの そのサイトに

ギラギラした色褪せないイラストが何点もあった。そこから私はゾッコンになってしまった。

こんな絵を描く人が今生きてるんだとまで思った。彼の人生が写し出されてて 本当に好きだった。

 

「あやちゃん 俺  あやちゃんの思ってるような人間じゃない 俺の短所 まだ分からないだろうし」

 

なんて、言われた。最初は向こうからグイグイ来てたのに次第に引かれてしまうくらい自分が彼にのめり込んだ 

 

短所なんて気にならない程大好きだった

この前質問箱で貰った通り

恋は盲目だったのかもしれないが

 

残念ながら夏

アパートで首吊りの状態で見つかった

自殺だったけど

 

元々 群発頭痛という

酷い難病の持ち主だったけど

こんな早くに逝ってしまうと思わなくて

ロックンローラーの癖にロックじゃないなと思ったら。 そもそも家でナポリタン振舞ってくれたりライフでカレーの材料買ったり全然ロックじゃ無かったけどね 。。。

 

今日はこんくらいで。